サンふじりんごばかりではなく、ブラムリー、すわっこ、トキ、ピッコロ、秋映、信濃スイート、青林、紅玉、ドルチェ、名月、そして中身がピンク色の炎舞をお届けします。
親子3代長野県果実試験場出身の農園のリンゴ、ブルーベリー、生杏、桃、ワッサーを、お届けします。土にこだわり、身体にやさしい果物をお届けします。十数年前からSDGs(Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標)をめざし、清浄な水を使用し、化成肥料・除草剤を一切使用しない持続可能な農業育成を信条に果実を育てお届けしています。
長野県は日本列島のほぼ中央に位置し、日本の屋根とも呼ばれ、最も清澄な水を得ることができる地理的に最上流の県です。また、豊かな環境、朝晩の気温の差が美味しい果物を育ててくれます。そんな恵まれた環境の中で土壌と水源を汚染する化学肥料と除草剤を使い続けることはもはやできないのです。
当農園は長野県でもやや高地に位置し、傍には環境庁選定の信州15カ所の名水・湧水があります。その清浄水は昔から霊水とされ大切に守られてきました。その水が果実を育くむのです。
また、当農園は、高地に位置しているため昨今の河川の浸水による汚泥被害の心配はありません(りんご畑が汚泥に浸水した場合、りんごのヘタを通り果実内部に大腸菌などの細菌が混入してしまいます)。
りんごはすべて、葉とらず農法です!
葉とらずりんごって何?
葉とらずりんごは文字通りに、葉をとらない栽培方法で育成したりんごです。葉を摘めば赤いきれいなりんごができますが、大事な葉を摘んでしまうことで光合成や栄養補給、病虫害への防備ができなくなるのです。
さらに、葉を摘まないりんごは葉が果実を直射日光から守るため、りんごの実の不必要な水分蒸発を防いでくれます。そのため、りんごの甘味が増し、ジューシーな出来映えになります。りんごの葉が蜜の元(ソルビート)を実に届けてくれるのです。
当然、りんご本来の自然な形で栽培するので病虫害にも強く、減農薬なので皮ごと召し上がっていただけます。
ブラムリー(malus domestica bramley’s seedling)は、小布施町が町おこしの一環として栽培を推奨しているりんごです。酸味があり、菓子やチーズ・肉料理と色々な食材を合せることで幅が広がる、シェフやパテシエ注目のりんごです。
1809年に英国ノッテンガム州の少女Mary Ann Brailsfordが播いたりんごの種から偶然芽を出し、その後、Matthew Bramleyが気に入り、近隣の人々に分け与えました。後に、英国王立園芸協会品評会で最優秀賞を得て、欧米・英連邦で有名になりました。8月末〜9月が収穫の時期で、弊店では青果ブラムリーもパイやジャムと並び秋には店舗前に行列ができる程人気です。
konfitüreコンフィチューレはドイツ語で混ぜ物なしの果物ソースの総称です。
Apfel tashe アフェル・タッシェは弊店自慢のドイツ風りんごパイです。果物そのもの香りと味を生かしたい弊店ではゲル化剤、合成ペクチン、寒天一切を着色使用していません。
原料は、減農薬栽培、除草剤は使用していません。全て自家農園・提携農園から。本年も、農園隣接地の150年前から湧き水が、長野県15カ所中の名水指定になりました。環境庁指定でもあります。農園内を流れている用水も同じ水源から湧いています。清浄な水で育成した果物です。私達は紙たち薬剤や肥料の質に細心の注意を払い、土を守り、その土は水を守り、食する民の身体を守ってくれます。安心・安全の身体に優しい食物を販売しています。
2019年8月にりんご、原料果物放射線検査をさせていただき、セシウム137、-134、ヨウ素(全く、検出せず)の分析結果です。
ブドウは種ありで、種を除去してからジャム製造しています。現実、種なしぶどうは存在しません。育成中、ジベリン(ホルモン薬剤)を果本体に2回相当量散布して、種を溶解消去します。弊店のブドウはジベリン成剤を使用していません。
Alex‘ s Country Store 併設 Alex’s Liaison Services | |
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実店舗 | 小布施町北斎美術館横 |
電話FAX(兼) | 026-247-6165 |
メール | 2476165alex@stvnet.home.ne.jp |
住所 | 〒381-0200長野県上高井郡小布施町東町489-1 |
アレックス・ズ・カントリーストアの店主ゲーリー・カールの母方スタイン家に伝わるレシピと長野のりんごで製造したのが、葉とらずりんごのパイです。ブラムリージャムも同様です。
ゲーリー・カール(Gary carl)は北米中西部の多くのドイツ系移民の住む町出身です。その周辺には多くのりんご菓子や料理のレシピがあります。
18世紀の園芸伝導師と言われたジョニー・アップルシード(Johnny Appleseed)はりんごジュース工場の絞りかすから集めたりんごの種を携え、皆に分け、移民達は中西部各地で藪に分け入り、整地して幼い木を育てピューリタン達はその過酷なコロニアル開拓生活の日々の足しにしました。そこにドイツの持続可能農業の歴史の下地があり、ドイツの農学者コンラート・マイヤー(Konrad Meyer)の教え子達がナチス政策を逃れ、移り住んだこともあり、りんごは日常に欠かせないものになりました。
コンラートは当時、今のSDG’s学説を唱えた農学者でした。アレックスのパイやブラムリーりんごもそのレシピには、欧州→米国→長野と長い歴史の背景が食文化として受け継がれています。葉とらずりんごもパイもその結実です。